先日、長年勤めた母の退職祝いをしました。これまで家族のために一生懸命働いてくれた母へ、「これからの第2の人生を思いっきり楽しんでもらいたい」という気持ちを込めて、お祝いを企画しました。
大掛かりなサプライズはしていませんが、家族の絆を改めて実感できる温かいお祝いになりました。
今回は、会社の人と被らないように家族みんなで考えた「プレゼント」と、大人になったからこそおすすめしたい「家族での過ごし方」をご紹介します。
家族から母へ:会社の人と「被らないもの」を意識
退職祝いのプレゼントを選ぶにあたって、一番に考えたのが「会社の方々からも、きっと何か素敵なプレゼントがあるだろうな」ということでした。定番の花束や高級な記念品などは会社の方から頂くかもしれないと思い、家族からは「絶対に被らないもの」を意識して、それぞれが理由を持って選びました。
私からのプレゼント:バケットリスト&夫婦茶碗
私は、これからの毎日にワクワクをプラスできるような物を贈りました。
- バケットリスト(100の願いを書く専用のノート)
仕事を退職し、これから自由な時間がたくさん増える母へ、「これからの第2の人生、自分のやりたいことをたくさん叶えて、思いっきり楽しんでね!」というメッセージを込めて選びました。これからの人生を新しくスタートして捉えてもらえるようなプレゼントです。 - 夫婦茶碗
仕事を辞めてこれから家にいる時間が増えるので、毎日のご飯の時間を少しでも楽しんでもらえるように、父とお揃いで使える夫婦茶碗をセットにしました。

兄からのプレゼント:アイマッサージ器&「おつかれさま」クッキー
兄は、母の体を労わる実用的なグッズを選んでいました。
- アイマッサージ器
最近、母が「目が疲れる」と言っていたのを兄はちゃんと聞き逃さず、日頃の疲れを癒してもらえるようにとこれを選んでいました。 - 「おつかれさま」のクッキー
文字通り、長年の仕事を労うメッセージ付きの可愛いお菓子です。こういう物をちょっと添えるだけで心遣いを感じます。

孫・父からのプレゼント:手紙&青い花束
そして、孫と父からもそれぞれ心のこもった贈り物が手渡されました。
- 孫からのプレゼント:手紙とお菓子
一生懸命書いた手紙とお菓子は、何よりの癒しになったはずです。

- 父からのプレゼント:青い花束
母がもともと大好きだった「青い花束」を贈りました。母の好みをずっと覚えている父の優しさが詰まった、素敵なプレゼントでした。

高級なブランド品をドカンと贈るのもいいですが、こうして家族みんなが「母が今、何を欲しがっているか」「何が好きなのか」を考えて持ち寄ったプレゼントは、感謝の想いが伝わる特別なものとなりました。
家族4人だけで集まる、久しぶりの夕食タイム
「父、母、兄、私」の家族4人で、退職日当日に久しぶりに集まり、一緒に夕飯を食べました。
普段は単身赴任で1人の生活をしている父も、平日の夜だったにもかかわらず、母のために時間を作って駆けつけてくれました。
兄も私も結婚して実家を離れたため、普段はお互いの家族(それぞれの配偶者や孫たち)みんなで賑やかに集まることがほとんどです。ですが、あえて今回は「実家の家族4人だけ」で集まる時間を作りました。

父と兄は平日の仕事帰りにそのまま実家へ集合となったため、この日の夕飯は「おふくろの味」。母の退職祝いではありますが、「せっかくだから作るよ」と母からの嬉しい提案で実現しました。
普段は別々で暮らしているので、この久しぶりのメンバーで集まり懐かしい母の手料理を食べることが、とても特別な思い出となりました。
深夜までゲラゲラ笑った時間
普段の孫たちや配偶者がいる賑やかな集まりももちろん楽しいですが、この4人だけになると、不思議と一瞬で昔の空気感に戻ります。
話した内容は、やはり完全な身内ネタ。孫たちがいたら進まないような少し深い話や、昔の懐かしい思い出話を、時間が惜しいと思うほど深夜までゲラゲラと笑いながら語り合いました。
母は「平日なのに、こうしてみんなに集まってもらえて本当にうれしい」と、4人だけの空間を心から喜んでくれました。

結婚してそれぞれの家庭を持つと、意識しなければ「実家の家族だけ」になる時間は作れません。ただ実家に集まって、昔のように笑い合うこと自体が何よりの贅沢なプレゼントになったようでした。
まとめ
親の退職祝いというと、高価なギフトを選んだり、お洒落なお店を予約したりしなければいけないと思いがちです。
ですが、今回の退職祝いで実感したのは、親が本当に喜んでくれるのは「自分を想って考えてくれたプレゼント」や、「家族で一緒に過ごす時間」です。
わが家のように、平日の仕事帰りにあえて実家の家族だけで集まり、おふくろの味を食べながら昔に戻って笑い合う。その貴重で尊い時間こそが、親にとっても子にとっても、忘れられない最高の時間になります。
これから両親の退職祝いを考えている方は、ぜひ「実家の家族だけの時間」の確保や、「他の人と被らないプレゼント」を検討してみてくださいね。

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