プロポーズのお返し、何したらいい?
5年前、私は夫からプロポーズをしてもらい、そのお返しとして「ある特別なプレゼント」を贈りました。時計や財布などの定番のものではなく、私が用意したのは世界にたった1冊だけの「手作りの論文ノート」です。
論文のタイトルは「幸せについての研究」。
今回は、5年経った今でもわが家の宝物になっているこのノートについて、なぜ論文にしようと思ったのか、その理由や実際の目次、作り方の裏話をご紹介します。
論文風にしたきっかけは、夫が「博士課程卒」だったから
そもそも、なぜプロポーズのお返しを「論文」にしようと思ったのか。理由は、夫が「博士課程を卒業していたから」でした。

しょーもない理由ですみません!(恥)
それまでの私の人生で、身近に「博士卒」の人に出会ったことがなく、初めて聞いたときはかなりの衝撃でした。初対面で「この人、なんだか面白そう!」と惹かれた大きなきっかけでもあります。
そこから「博士といえば、やっぱり論文でしょ!」という単純な発想が浮かび、普通に手紙を書くよりも、夫のルーツにちなんだ論文風にした方が絶対に面白い!と考え、サプライズで作成することに決めました。
論文ノート「幸せについての研究」の目次
実際にWordで作った論文ノートの目次がこちらです。
形式は本物の論文を意識しつつ、中身はクスッと笑えて愛が伝わる内容に仕上げました。
【目次】
- 研究背景・目的(なぜ彼と結婚するのか)
- プロフィール(お互いの紹介)
- 本論
(1)エピソード(出会いやこれまでの思い出)
(2)私の取扱説明書
(3)あなたの好きなところ100 - 考察(手紙のように想いをまとめた)
- 結論(幸せを積み重ねていこう、という決意)


3本論(1)エピソードは、見開き3ページ分。印象的なデートやその時に感じたことを書き、内容に関するイラストを背景に入れます。(例:内容がドライブデートなら車のイラスト)余白ができた場合は、写真も入れるのがポイントです。


3.本論(2)「私の取扱説明書」には、『基本的に負けず嫌いです。過去の占いでは「男の子よりも男っぽい性格」と言われたこともあります。随時、勝手に勝負を仕掛けてくることがあると思うけど、できれば真剣に向き合ってあげてください』という、私のリアルな性格とお願いを盛り込みました。

また、3.本論(3)「あなたの好きなところ100」は、途中でネタ切れしないように自分なりに構成を工夫しました。
・前半:素直なところ(性格)
・中盤:眼鏡が似合うところ(見た目)
・後半:話を聞いてくれるところ(日々のちょっとした感謝)
・締め:私と出会ってくれたこと
もはや「締めの言葉を『私と出会ってくれたこと』にすれば、前後半は何を書いても成立するのでは?!」と思いついたときは、我ながら名案だと嬉しくなりました(笑)。


読んでいる側も100個まともに褒められるのは、しんどいと思います(笑)。内容は薄くても、相手を想像できる項目をどんどん盛り込みましょう。
100均ノートとWordでできる!論文ノートの作り方
当時はCanvaなどのデザインツールを使っていなかったので、すべて「Word(ワード)」で作成しました。製作期間は、仕事終わりに夜な夜な1ヶ月ほどかけてじっくりと書き上げました。
①Wordで文章を打ち、思い出の写真を挿入して、見開きで10ページほどのボリュームになるようレイアウトを調整。
②自宅のプリンターで印刷。
③印刷した紙を、市販のノート(100均などで用意したシンプルなもの)に1ページずつ丁寧に貼り付ける。
●パソコン(Word)で作るメリットは2つあります。
1つ目は、内容の順番をあとから自由に入れ替えられること。
「好きなところ100」などの長いリストも、PCなら「やっぱりこのエピソードを前に持ってこよう」と、全体のバランスを見ながらきれいに整理できます。
2つ目は、写真で簡単に隙間を埋められること。
文章だけだと余白ができて寂しくなってしまう部分も、デートの思い出の背景画像や写真をポンと差し込むだけで、一気に華やかで見栄えのするページに仕上がります。
当時はWordでしたが、今から作るなら「Canva(キャンバ)」という無料のデザインアプリを使うのがおすすめです。おしゃれな冊子風のテンプレートがたくさんあるので、パソコンやスマホからもっと簡単にクオリティの高いノートが作れますよ。
(参考)手作りノートのアイディア
ここまで、Wordで作った「論文ノート」についてご紹介しましたが、実は手作りノート全体の中の一部分。これ以外にも手書きで作ったページがあります。
・身上書(自分の名前、学歴と資格・略歴)
・相関図(友人関係)
・家系図(親戚の年齢と名前)
・2人の思い出の曲(歌詞)
・記述ページ(夫にも書いてもらえるプロフィール)
・思い出の写真
相関図や家系図は、覚えてもらいたい人をピックアップしました。
夫のリアクション:「どこからその発想が…!」と大驚き
プロポーズのお返しとしてこの論文ノートをサプライズで手渡したとき、夫はとにかく驚いていました。
「どこからそんな発想になるの!?じっくり読ませてもらうね」と、私のユーモアを大喜びで受け止めてくれました。

高価なプレゼントも素敵ですが、相手の想って時間と頭を使って作った世界にひとつのノートは、どんなブランド品よりも気持ちが伝わる贈り物になります。
まとめ
プロポーズのお返しや記念日のプレゼントに悩むプレ花嫁さんは多いと思います。もし、パートナーが何か一つのことに熱中している人だったり、理系・研究職の方だったりするなら、その世界観に合わせた「パロディギフト」は、お互いの記憶に一生残る最高のサプライズになります。
今回ご紹介した「論文風ノート」は、書いている側もこれまでの思い出を振り返る幸せな時間になりますし、結婚して5年経った今見返しても、当時の新鮮な気持ちを思い出せる最高の宝物です。
これから大切な人へのサプライズを考えている方の、ユニークなアイデアの参考になれば幸いです。

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